アメリカの女性バイオリン研究家のハッチンスのグラドニ方法を実践してみた、、

C.M.Hutchins(ハッチンス)がバイオリンの板厚をテストする方法として発­表したF.Chladni(クラドニ)の方法で、製作中のバイオリンの裏板のモード2­を描いてみた。175Hzと標準的な周波数で定在波の絵が一瞬で描かれる。
(実­際セッティングには1時間近く要しました)

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クラドニ法、ハッチンスの手法はおそらく良い板厚としての必要条件の一つ、、でも、クラドニの図形が綺麗に良い楽器に近くできたとして、素晴らしい音色になる保証にはならない、、すなわち、十分条件ではない、、この辺りの詳細もハッチンスが調べて報告している。 ^_-☆

クラドニの方法をwikiを引用して、解説します。 クラドニ図形(Chladni figure)は、ドイツの物理学者エルンスト・クラドニの名にちなんだ図形であり、物体の固有振動の節を可視化する方法である。この図形は1787年にクラドニの著書に初めて記載された。

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金属・プラスチック・ガラスなどの、平面にスピーカーなどで振動を与え音程を変えると、共鳴周波数において平面の強く振動する部分と、振動の節となり振動しない部分が生じる。ここへ例えば塩や砂などの粒体を撒くと、振動によって弾き飛ばされた粒体が節へ集まることで、幾何学的な模様が観察される。

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平面に用いる材料が均質でない場合はそれに応じて、現れる幾何学模様も影響を受ける。 例えばギターの背面についてもこのクラドニ図形が観察されている。

ここから私の解説、アメリカの女性バイオリン研究家のハッチンスは、このグラドニ方法でバイオリンの板の厚みが上手く調整されている場合とそうでない場合など数百組の楽器で調べ、学会発表した。これがサイエンス誌に掲載され、日本訳も出版され、板厚の調整方法の1手法として知られるようになった。

論文出展はこれらしい、、原文のPDFのURL
http://t.co/fXoPBqhrir

Benchmark Papers in Acoustics.Musical Acoustics:Part I,Violin Family Components;Part II,Violin Family Functions Editid by C.M. Hutchins. Dowden,Hutcinson & Ross, Inc.,1975-76

解説済んだので再掲、C.M.Hutchinsがバイオリンの板厚をテストする方法として発表したF.Chladniの方法で、製作中のバイオリンの裏板のモード2を描いてみた。175Hzと標準的な周波数で定在波の絵が一瞬で描かれるところ。



模様のできるところが特に厚みが薄いのでなく、板全体の調整状態で描かれる模様が変化する。振動の状態を視覚化できる手法の一つ、です

板の厚みが均一でもグラドニの模様は現れます。バイオリンも部分が厚い薄いでなく、徐々に厚みが変わりますが、この模様はその厚みの変化の仕方が違うと、違った模様になります。その性質を利用して、正しく厚みが作れたか、模様を描いて良い楽器に似せるやり方です。

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